結婚しても良好な関係でいるために五行「土」の気を高める

結婚しても良好な関係でいるために

恋愛と結婚は違う」なんて言葉を聞くことがありますが、五行においても、恋愛と結婚は属性の違うものです。
 
もともと、男性は「火」の気、女性は「水」の気を持っており、恋愛の場面においてはそれぞれの気を高めることで、男性は男性、女性は女性としての輝きが増し、楽しい日々を送ることができます。

土」の気を高める鍵

一方、結婚と関係が深いのは、五行のうちの「土」の気です。「家族」になるということは、人生の土台を築くことであり、「土」の気を育んでいくことです。

安定や安心を司る「土」の気を高める鍵は、夫婦がいつまでも対等な関係であり続けることです。お互いを尊重し合い、感謝の気持ちを忘れないことで、確固たる土台を築いていけます。
 
「相手を尊重する」ということは、相手の性別も含めて認めることを意味します。よく、「結婚してから異性として見られなくなった」「セックスレスになった」などのお話を耳にしますが、その原因のほとんどが、「男女として認め合う意識の薄れ」にあります。具体的には、結婚前は名前で呼び合っていた男女が、結婚・出産後は「ママ」「パパ」と呼び合うように変わってしまったり、下着にこだわらなくなったりというのが、夫婦間の男女意識の薄れです。
 
夫婦が幸せであり続けるためには、結婚してからもお互いに対して恋愛感情を持ち続けることを忘れてはいけません。特に女性は、家事や子育ての負担が大きくなっても、夫婦で役割を分担して、本来女性が持っている「水」の気を保つ努力をしてください。次節でお話する親族との関係においては、純粋に「土」の気を高める努力だけで構いませんが、夫婦関係は、ベースに恋愛の気があってこそ。恋愛の気に包まれて心身ともに潤った状態でいられれば、結婚して子どもができてからも、互いに愛し合い続け、人生におけるかけがえのないパートナー同士でいられるはずです。

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風水メンター IKURA

食品製造業の試食販売において、500万人以上の人たちの接客を経験。その後、不動産業、企業コンサルティング業で幅広くビジネスを展開する。
不動産業を続ける中で、人と不動産に関わる風水の気の流れに興味を持ち、本格的に風水の勉強を始める。風水の考え方が自身の過去のあらゆる経験に当てはまることに衝撃を受け、現在は企業経営の経験と風水学をベースに人間風水学「風水メンター」として活動している。

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