「丹田」とは?3つの場所に気をためて健康になろう

風水の目的は、「気」の流れを良くして幸せな人生を送ることです。
「気」は自分の内側にも、自分を取り囲んでいる外側にも、この世のあらゆるものに流れています。
風水では、環境学をベースに、地形や方位、色などを使って、自分の内外にある「気」の流れを整えていきます。
では、そもそも、自分の中にある「気」って、どこでどんな風に蓄えられているのでしょうか?
今回は、私たちの身体の、気が貯まる場所「丹田(たんでん)」について解説していきます。

3つの丹田とは

私たちの身体には「丹田」という3つのポイントがあります。
おへそから指3本分下あたりに「下丹田」、胸の中央(胸骨)に「中丹田」、眉間に「上丹田」があります。
丹田は、「ツボ」や「チャクラ」に近い概念的なもので、その場所に目に見えて何かが存在しているわけではありません。

3つの丹田には、それぞれに違う種類の気が貯まっていきます。
気はコップに水を注ぐときのようなイメージで、身体の下から順に満ちていき、だんだんと上に貯まっていきます。そのため、下丹田、中丹田、上丹田の順番でしか貯めることができません。
中丹田の気が欲しいから真ん中だけに気を貯める、ということはできないのです。
3つの丹田すべてに気が満ちていると、心と身体を自分の思い通りにコントロールでき、幸せな人生を送ることができます。

下丹田(げたんでん)

下丹田は、3つの丹田の中でも最重要のものです。ただ単に「丹田」と言う場合は、一般的にこの「下丹田」を指すことが多いです。
上半身と下半身をつなぐ位置にあり、精力・生命の根源として、肉体的・精神的な軸になります下丹田を鍛えることで、心身ともに安定感が得られ、どっしりとした精神力を保て、物事に動揺しなくなります

これは、実際に試していただくとわかるのですが、おへその下に意識を集中しながら立つと、重心がブレず、美しく立つことができます。メンタル的にも、感情が高ぶっているときに、頭の中にある意識を下方向に向けることで、落ち着いて考えることができます。
緊張することを「上がる(アガる)」と言ったり、他の事に気を取られて、その事に注意が向かない状態を「上の空」と言ったりします。逆に、理解して納得することを「腹落ちする」と言います。こういった表現からもわかるように、意識は上に行くとフワフワとし、下に行くとしっかり安定するということです。

中丹田(ちゅうたんでん)

胸の中央に位置する中丹田は、私たちの感情や情熱、愛情を司る部位です。
「胸が張り裂けそう」「胸が締め付けられる」などといった言葉も、ここから来ています。
中丹田を鍛えることで、感受性が高まり、小さなことにでも興奮や情熱、愛情や感動を強く感じられるようになります
ただし、中丹田だけが発達すると感情だけが暴走しすぎてしまうので、下丹田がそれを制御する役割を担っています。

中丹田の発達がさらに進むと、そのようなポジティブな感情は周囲の人にまで影響を与えるようになります。例えば、すぐれたパフォーマーや、人に元気を分け与えられる人には、中丹田が発達している人が多いです。
また、「他者を思いやる心」も中丹田が司っているので、中丹田を鍛えることで、コミュニケーションスキルが高まり、人間関係を円滑にすることができます

上丹田(じょうたんでん)

上丹田は、眉間の奥の、脳の前頭前野の部分にあり、集中力や直感、想像力を司ります
「第3の目」と呼ばれることもあり、鍛えることで聡明さや明晰さが養われ、相手の出方を読んだり、瞬発的に物事を判断することができるようになります

丹田を鍛える方法

丹田を鍛えて気を貯めるには、まずは「丹田を意識すること」が大切です。
筋力トレーニングなどでインナーマッスルを鍛えることも有効ですが、いきなり運動をするとなると抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。
なので、まずはほんの少しの時間で良いので、「ここに気が貯まっているんだな〜」と自分自身で3つの丹田がある場所を意識してみてください。そうすることで、自分が気をすり減らしていないか、良い気が流れているか、いまの自分を見つめる機会にもなります。

例えば…
下丹田であれば、おへその下あたりを意識しながら、少しお腹に力を入れてみます。
中丹田であれば、胸の中心を押してみたり、手を当てて呼吸を感じてみます。
上丹田であれば、眉間を押さえてみたり、グリグリと押してみます。

ほんの少し意識を向けるだけで、姿勢が整い、気が満ちてくるのを感じるはずです。
そして、この意識が習慣化していくと、自分の人生をちゃんと自分でコントロールできるようになっていきますよ。

風水メンター IKURA

食品製造業の試食販売において、500万人以上の人たちの接客を経験。その後、不動産業、企業コンサルティング業で幅広くビジネスを展開する。
不動産業を続ける中で、人と不動産に関わる風水の気の流れに興味を持ち、本格的に風水の勉強を始める。風水の考え方が自身の過去のあらゆる経験に当てはまることに衝撃を受け、現在は企業経営の経験と風水学をベースに人間風水学「風水メンター」として活動している。

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