人間風水でみる運気アップアドバイス vol.1

今回は、不倫のお悩みについて、独身女性の方からご相談をいただきました。

相談内容

職場の上司との不倫がやめられず悩んでいます。
以前、仕事で大きなミスをし、大事な取引先を失ってしまったのですが、それにも関わらず、上司は社内で非難されていた私をフォローし続けてくれました。
それ以来、どちらからともなく、恋愛関係を持ち、だらだらと4年が過ぎてしまいました。
13才も年上で、奥さんの顔も知っているので、絶対にダメだとわかっているのに、彼以上の男性に出会えません。
どうすれば不倫をやめられるのでしょうか?

風水アドバイス

職場の上司となると、顔を合わせないわけにはいきません。関係を絶ち切るのが特に難しいお相手だと思います。
まず、私が彼女にお伝えしたのは、「人を好きになる気持ち自体は悪いことではない」ということ。もちろん、法に触れてはいけませんが、「水清ければ魚棲まず」のことわざにもあるように、ある程度の濁りがあるからこそ惹かれてしまうものです。
「これはダメ」「それはダメ」と、世の中で決まっていることだけを守って生きていけば幸せになれるのかといえば、そういうわけではありません。
不倫なり何なり、現在のあなたにとって必要な経験を乗り越えるからこそ、先の未来で素敵な結婚ができるものなのです。
それをわかっていただいたうえで、次の手順でカウンセリングを進めました。

STEP1■自分自身と向き合う

最初に、現在自分が置かれている状況や、心の中を見つめていただきます。
本当に今すぐ不倫をやめたいと思っているのかどうか、また、なぜ不倫をやめたいのかなど、本音とじっくり向き合います。
長い人生の中では、何かしら、不倫に見られるような少し屈折したバランスの取り方が必要な時期もあります。そして、そういった経験を経て、ステップアップしていくので、無理に現状を変えようとしない方が本人にとって良い場合もあるのです。

今回のご相談者様の場合は、「将来的に子どもが欲しいので2年以内に結婚したい」という明確な目標がありましたので、不倫をやめる方向でお話させていただきました。

POINT2■根本原因を探る

「不倫をやめる」となると、西洋医学的に考えると「はい、じゃあやめましょう」と、無理やりスパッと関係を断ち切ることになります。
それに対して、東洋医学では「そもそも何が原因で不倫を続けてしまうのか?」という部分からアプローチします。
根本から変えないと、結局また同じことを繰り返してしまうという考え方だからです。
東洋医学とルーツを同じくする風水においても、基本的にはこの考え方をベースにしています。

例えば、今回のご相談者様の場合、不倫の根本原因として「幼い頃に両親が離婚して、父親からの愛情を受けていなかった」というようなことがありました。
父親の愛情が不足していたために、心の奥ではずっと満たされないまま、寂しい気持ちを持って成長しています。そして、大人になってもどこかで父親のような頼れる年上の男性を求めてしまっていたのです。
こういった場合、単に現在の不倫相手との関係を断っただけでは、根本的な問題解決に繋がらないことは、容易に想像していただけるのではないでしょうか。

POINT3■バランスを整える

問題の根本的な原因がわかれば、いよいよ改善する準備が整います。
風水の考え方を取り入れながら、理想の自分と現実の自分のギャップを埋めていきます。

今回のケースの場合、「父親」という欠けた部分を補う作業になります。
四神相応で言うと、父親のような「頼れる存在」=「玄武」です。
自分が幼い頃には「頼りになる人」「相談できる人」が玄武にあたります。
そして、自分が年齢を重ねていくと、やがて、自分自身の知識・知恵・自信が玄武になります。ですから、そこを埋めていくことで、頼れる後ろ盾のような存在はだんだん要らなくなってくるのです。

仕事や趣味、将来の夢、ずっと気になっていたことなど、新しいことにチャレンジして、学習を重ね、頑張ることで、自分だけの力で生きていけるようになれば、自然と不倫はなくなります。

「絶対ダメだ」と無理に自分を追い詰めるのではなく、心の声に耳を傾け、いい気を巡らせて、自然な流れで自分を良い方向に導いていきましょう。

風水メンター IKURA

食品製造業の試食販売において、500万人以上の人たちの接客を経験。その後、不動産業、企業コンサルティング業で幅広くビジネスを展開する。
不動産業を続ける中で、人と不動産に関わる風水の気の流れに興味を持ち、本格的に風水の勉強を始める。風水の考え方が自身の過去のあらゆる経験に当てはまることに衝撃を受け、現在は企業経営の経験と風水学をベースに人間風水学「風水メンター」として活動している。

Instagram

This error message is only visible to WordPress admins

Facebook